表札は、その家の看板のようなもの。
郵便物が配達される際には、その表札を見てポストに投函されます。
このようなことから、エクステリアを考える際、ポストと表札はセットと考えて良いでしょう。
ついでに、来客も表札を見てその家で正しいかどうかを確認しますから、チャイムやドアホンもセットと考えてください。
さて、表題であるこれらの設置場所ですが、エクステリアの概念が未だ確立されていない旧式の家屋と現代とでは少し異なった様相を見せています。
まず表札とドアホンですが、以前は玄関扉のすぐ横にある家が多くみられました。
防犯意識がさほど強くなかったためか、誰でも自由に家の敷地内に出入りできる造りが多かったのです。
一方、現代では玄関扉に行きつく前に門周りでワンクッション置く構造のエクステリアが人気です。
門の横に表札・ドアホン・ポストを設置することで、知らない人を敷地内に入れることなく対応できます。
また、郵便配達の際もわざわざ門の中まで入る必要がないため、こちらの方が利便性もよいと言えそうです。